つみたてNISAの銘柄選び、どの投資信託にしようかな?

2017年12月4日

アセットアロケーション

つみたて投資で一番大切なのは、何はともあれアセットアロケーション。

アセットアロケーションが決まれば、あとは銘柄を選ぶだけ。

少し気が早いですがどんな投信にしようか見てみることにしました。

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わたしのアセットアロケーション

アセットアロケーション

わたしの場合は、バートン・マルキール著「ウォール街のランダム・ウォーカー」を参考にアセットアロケーションを作りました。

ランダム・ウォーカーの書籍の中に、ライフサイクルに応じたアセット・ミックスのサンプルが掲載されています。

30代後半から40代初めの投資家の場合、株:債券:現金:不動産の割合が65%:20%:5%:10%。

これを元にアセットを作りました。

ただし、株の割合と債券の割合は少し守りを固くマイルドに、株:債券=6:4で組んでいます。

前回の記事 はじめてのつみたてNISA アセットアロケーションどうしよう?

アセットクラスが決まったら銘柄を選ぶ

アセットアロケーションが決まったら銘柄選びです。

わたしの場合はつみたてNISAを使用しようと思っています。つみたてNISAには債券ファンドやリートファンドは採用されていませんから、ここでは8資産均等バランスファンドをコアに個別銘柄を加えてポートフォリオを作っていきます。

8資産均等バランスファンドは何を選ぶ?

※スマホの方は横にしていただくと表が見やすくなります。

【つみたてNISA8資産均等のバランスファンド】

信託報酬(%) 委託会社 純資産
つみたて8資産均等バランス 0.2376 三菱UFJ国際投信 16百万円
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 0.2268 三菱UFJ国際投信 5,346百万円
iFree8資産バランス 0.2376 大和証券投資信託委託 –百万円

※2017/11/21管理人調べ

8資産均等バランスファンドは、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)にしようと思います。

純資産額がすでに積み上がっていることと、信託報酬が一番安いので。

<補足>
iFree8資産バランスでは新興国株のベンチマークが「FTSE RAFI エマージング インデックス」でeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)のベンチマークは「MSCIエマージング」となっています。

FTSE RAFI エマージングインデックスの場合は韓国が入らないので、意図的にポートフォリオに韓国を外したい方はiFreeになります。

<参考>
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)のマザーファンド

基本投資 運用目標
TOPIXマザーファンド 国内株式 東証株価指数(TOPIX)
外国株式インデックスマザーファンド 先進国株式 MSCIコクサイインデックス(MSCIコクサイ インデックス)(円換算
ベース
新興国株式インデックスマザーファンド 新興国株式 MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
日本債券インデックスマザーファンド 国内債券 NOMURA-BPI総合
外国債券インデックスマザーファンド 先進国債券 シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)
新興国債券インデックスマザーファンド 新興国債券 JPモルガンGBI‐EMグローバル・ダイバーシファイド
東証REIT指数マザーファンド 国内不動産投資信託証券 東証REIT指数(配当込み)
MUAM G-REITマザーファンド 先進国不動産投資信託証券 S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース

先進国株式は何を選ぶ?

【先進国株式・パッシブ】

ベンチマーク 信託報酬(%) 委託会社 純資産
楽天・全米株式インデックス・ファンド CRSPUSトータル・マーケット・インデックス 0.1696 楽天投信投資顧問株式会社 2,197百万円
野村 つみたて外国株投信 MSCI ACWI(除く日本、
配当込み、円換算ベース
0.19 野村アセットマネジメント 234百万円
eMAXIS Slim先進国株式インデックス MSCIコクサイ インデックス(円換算ベース) 0.20412 三菱UFJ国際投信 2,262百万円
Smart-i 先進国株式インデックス MSCIコクサイ インデックス(円換算ベース) 0.216 りそなアセットマネージメント 0百万円
つみたて先進国株式 MSCIコクサイ インデックス(円換算ベース) 0.216 三菱UFJ国際投信 2百万円
ニッセイ 外国株式インデックスファンド MSCIコクサイ インデックス(円換算ベース) 0.20412 ニッセイアセットマネジメント 69,111百万円
iFree外国株式インデックス(H無) MSCIコクサイ インデックス(円換算ベース) 0.2052 大和投資信託 920百万円

※2017/11/25管理人調べ
※ヘッジありは含まれていません

新興国株式は個別銘柄で選びたいので、MSCIコクサイインデックスを選びたいと思います。

信託報酬で見ると「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」もしくは「ニッセイ外国株式インデックスファンド」ですね。純資産額はニッセイの方が多いです。

新興国株式は何を選ぶ?

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の新興国株式のマザーファンドは「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)」が採用されています。

つみたてNISAの新興国株式で、信託報酬が安いものをピックアップしてみましょう。

【新興国株式・パッシブ】

ベンチマーク 信託報酬(%) 委託会社 純資産
iFree 新興国株式インデックス FTSE RAFIエマージングインデックス(円換算) 0.3672 大和投信 1,304百万円
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド MSCI エマージング・マーケット・インデックス 0.36612 ニッセイアセットマネジメント 143百万円
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス MSCI エマージング・マーケット・インデックス 0.2052 三菱UFJ国際投信 1,880百万円
つみたて新興国株式 MSCI エマージング・マーケット・インデックス 0.216 三菱UFJ国際投信 15百万円
EXE-i つみたて新興国株式ファンド FTSE エマージング・インデックス(円換算ベース) 0.1948 SBIアセットマネジメント
楽天・新興国株式インデックス・ファンド FTSE エマー
ジング・マーケッツ・
オールキャップ(含む
中国A株)・インデックス
0.2696 楽天投信投資顧問株式会社 43百万円

※2017/11/25管理人調べ
※ヘッジありは含まれていません

新興国株式ファンドは11月に入ってから信託報酬の値下げが発表されて、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスが0.2052%、EXE-i つみたて新興国株式ファンドが0.1948%とかなり安くなりました。

MSCIとFTSEのベンチマークの差ですが、MSCIだと韓国が入っていて、FTSEだと韓国は先進国に入っていますから新興国には入っていません。

MSCIエマージング・マーケット・インデックス

MSCIエマージング・マーケット・インデックスの構成国の割合を見てみましょう。

2017年9月現在、エマージング・マーケット24か国の大・中型株を対象に830銘柄で構成されています。

中国29.55%、韓国14.97%、台湾11.51%、インド8.41%、ブラジル7.56%、その他28.01%。

参考 MSCI Emerging Markets index brochure

MSCIエマージング・マーケット・インデックスの少し気になるニュース

リンク 中国A株をMSCIエマージング・マーケット指数に組み入れへ

6月20日、『MSCIエマージング・マーケット指数』を算出しているMSCI社から、同指数に中国本土上場の人民元建て株式(中国A株)が組み入れられる旨が発表された

FTSE エマージング・インデックス

20か国の大・中型株を対象に1,000銘柄以上で構成されています。

2017年10月時点、中国29.26%、台湾14.16%、インド12.26%、ブラジル8.89%、南アフリカ8.06%、その他27.37%。

参考 FTSE Emerging Index|FTSE

新興国株式は何を選ぼうかと思いましたが、先進国でMSCIコクサイインデックスを選んだので、新興国株式もMSCIエマージング・マーケット・インデックスにします。

以前よりも中国の割合がどのベンチマークでも上昇しています。

例えば、MSCIエマージング・マーケット・インデックスでは2016年1月29日時点の中国の割合が24.81%だったのに対し、2017年9月時点で29.55%。

また、気になるニュースでもあるように中国A株が組み入れられる予定になっています。「A株の指数に占める割合は約0.73%となる見通し」とのことで特に大きな影響はなさそうですが、なんといっても中国はGDP世界第2位。

市場に流通している浮動株の割合が少ないので、インデックスのエマージング株を購入しても中国の割合は意外と少なく、別にi-mizuho中国株式インデックスを購入しようかとも思いましたが、MSCIが自動的に増やしてくれそうなので、とりあえずMSCIエマージング・マーケット・インデックスにしておきます。

先進国債券は何を選ぶ?

先進国債券はつみたてNISAの個別銘柄では選べないので、特定口座で購入しようと思っています。

米国は利上げの予定ですし、ユーロも金融緩和縮小の方向へ向かっています。

以前、海外ETFのAGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券ETF)を所有していたのですが、金利が上がると債券価格が下がります。

金利の動向はプロでも難しいといいますので、今後どうなるかはわかりませんが、とりあえず米国の中央銀行が利上げといっている間は短期債でいいかなと。

最近、米国のイールドカーブがフラット化しているというニュースもありますし、逆イールドカーブになる懸念があるそうで。

金利上昇局面では、長期債への投資は基準価格の下落が厳しいので、とりあえず外貨MMFを購入します。

FRBが政策転換したときに、外貨MMFからAGGへ移そうかと思っています。

追記 外貨MMFにしようかと思ったのですがやっぱり自動的に積み立てられた方が面倒くさくなくていいので、先進国債券インデックスも調べてみました。

【先進国債券・パッシブ】

ベンチマーク 信託報酬(%) 委託会社 純資産
eMAXIS Slim先進国債券インデックス シティ世界国債インデックス(除く日本) 0.18% 三菱UFJ国際 803百万円
ニッセイ 外国債券インデックスファンド シティ世界国債インデックス(除く日本) 0.18% ニッセイ 7,638百万円
iFree外国債券インデックス シティ世界国債インデックス(除く日本) 0.19% 大和 1,597百万円
たわらノーロード先進国債券 シティ世界国債インデックス(除く日本) 0.22% アセマネOne 2,202百万円

※2017/11/25管理人調べ
※ヘッジありは含まれていません

こちらも、純資産額が大きいニッセイ外国債券インデックスファンドを選ぼうかと思います。

結果

つみたてNISAでわたしが選んだ投信は

バランスファンド(コア) eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 三菱UFJ国際投信
先進国株式 ニッセイ外国株式インデックスファンド ニッセイアセットマネジメント
新興国株式 eMAXIS Slim新興国株式インデックス 三菱UFJ国際投信
先進国債券(特定口座で購入予定) 外貨MMF ニッセイ 外国債券インデックスファンド
妻
とりあえず、これでいいかな。

追記 初めての投資信託買付

はじめて計画的な積立投資をするので、今年のNISA枠を利用して少し練習してみます。

つみたてNISAで利用しようと思っている投信は先ほど書いたようにこの4本。

アセットクラス 投信銘柄 信託報酬(税込)
バランスファンド(コア) eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 0.2268%
先進国株式 ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.20412%
新興国株式 eMAXIS Slim新興国株式インデックス 0.2052%
先進国債券(特定口座で購入予定) ニッセイ 外国債券インデックスファンド 0.18%

わたしの場合は、バランスファンドの「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」をコアにして、先進国株式、新興国株式、先進国債券をプラスして好みのアセットを作っています。

人にはこのやり方は勧めませんけど、マニアックなわたし的には結構満足。

バランスファンドをコアにして個別銘柄を足すメリットとしては

  • バランスファンドのデメリットである常に逆張りを緩和
  • バランスファンド1本だとリートの割合が多すぎるが個別銘柄を入れることでリートの割合を調整できる
  • 老後に近づくにつれ先進国債券の割合を増やすことでポートフォリオのリアロケーションにも対応
  • バランスファンドをコアにしているのでバランスファンド内のリバランスは自動操縦

お手軽さと、こだわりを実現できているので満足なのです。

ということで買ってみました。

いつも利用しているSBI証券で金額買付を行いました。

投資信託購入

  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 64,000円
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド 49,600円
  • ニッセイ外国債券インデックスファンド 30,400円
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックスファンド 8,000円

合計 152,000円

値動きを見てみる

買付から数日しか経過していないので少し様子を見ています。

値動きとしては今のところ

新興国株式 > 先進国株式 > 先進国債券 > バランスファンド

新興国株式は他のアセットクラスに比べると値がよく動きますね。それでも、日本の個別銘柄をいくつか持っていたことがあるので、個別に比べるとそうでもないです。

また、リートが25%も入っているバランスファンドは、リート自体が今あまり値が動いていないので、他の投信と比べてもここ数日は静かな様子。

リートは金利に大きく影響を受けるアセットクラスですから、米国の金利動向を注視しています。

ニュースでは『12月にも10年債利回りが3%に乗せるのではないか』、などという記事が掲載されていたのを見たのですが、実際はあまり上がっていません。

米国10年債利回りが現時点(2017/12/03)で2.363%。

米国は法人税率が可決されたのもあって、金利動向には注視したいと思います。

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