SBI証券のロボアドバイザーTHEO[テオ]について調べてみたことまとめ

2017年11月9日

積立イメージ

AIの時代がやってくるのか、投資の世界でもAIを利用したポートフォリオを作るロボアドバイザーという仕組みができています。

https://myulog.net/2017/03/05/robo/

SBI証券ではすでにWealthNavi[ウェルスナビ]を使ったロボアドバイザーを提供していたのですが、今回「THEO+[テオプラス]SBI証券」というロボアドバイザーのサービス開始となったので内容をみてみましょう。

THEO[テオ]について

お金のデザインが提供しているロボアドバイザーTHEO[テオ]は、アカデミックアドバイザーである加藤康之京都大学特定教授の監修のもと、機関投資家と呼ばれるプロの投資家が教授している資産運用サービスと同水準の資産運用を、テクノロジーを駆使することであらゆるユーザーに提供することを主眼としています。

THEO[テオ]の特徴

  • ユーザーひとりひとりが資産運用に何を求めているかを、アルゴリズムにより分析する。
  • 最大30種類を超えるETFの組み合わせにより「国際分散投資」を実現している。
  • 人の予想や感情などを排除し、定量的な分析に立脚してアルゴリズムが行う「クオンツ運用」によって運用を行っている。
  • 伝統的な資産運用手法のみならず、リーマンショックなどの事象も踏まえた投資理論に立脚した運用になっている。
  • ETFの売買にといても、人の感情や手間を排除したアルゴリズムが活用されている。
  • 継続的なポートフォリオのメンテナンスを行っている。
  • 定期的にポートフォリオの内容の見直しを行っている。
  • 加藤特定教授、資産運用部、その他資産運用のプロフェッショナルによって構成される投資委員会により、運用のモニタリングと改善が行われている。

THEOの特徴をざっと目を通してみて、リバランスなどが自動的に行われるのは便利だし、ETFを投資信託のように積立投資できるのも使い勝手がいいですよね。

WealthNavi[ウェルスナビ]とTHEO+[テオプラス]SBI証券の違い

SBI証券で提供されているロボアドバイザーのWealthNavi[ウェルスナビ]とTHEO[テオ]ですが、どのような違いがあるのか見てみましょう。

項目 WealthNavi[ウェルスナビ] THEO[テオ]
最低投資金額 30万円 10万円
自動積立 1万円以上1円単位 1万円以上1,000円単位
手数料 3,000万円まで年率1.0%(税抜)
3,000万円を超える部分は年率0.5%(税抜)
投資対象 海外ETF
取扱銘柄数 6~7銘柄 30~40銘柄
自動税金最適化機能
(DeTAX)

THEOの場合は最低投資金額が10万円からとWealthNaviよりもハードルが低いです。

また、WealthNaviの場合は投資銘柄が6~7銘柄と選び抜かれていますが、THEOの場合はWealthNaviよりも幅広いですね。

海外ETFを直接買い付ける場合との比較

海外ETFは直接買い付けすることもできるんですね。自分でアセットアロケーションを決め、ポートフォリオを決め、購入していけばいいのですが、個人の場合はリバランスが難しいです。

というのも、海外ETFの場合だと株数で購入するので金額単位で売買ができません。

海外ETFを実際売買したことがありますが

  • 手数料が案外高い
  • ETFの場合は株数で購入するので投資信託のように毎月一定額で購入することが難しい
  • 成り行き注文は最近できるようになったばかり(7月17日開始)
  • 株価は15分ディスプレイで、リアルタイムで利用したい場合はリアルタイム株価の利用料金1ヵ月分(税込540円)が必要
  • NISAを利用することができる
  • 為替の売買とETFの買い付けタイミングをずらすことができる
  • 為替差益の計算が面倒

海外ETFを自分で買う場合は、往復の為替手数料と海外ETFの売買手数料がそれぞれかかります。SBI証券の場合はNISAを利用すると海外ETFの買付手数料は無料なのですが、売るときの手数料は有料です。

そもそも海外ETFを利用する場合は、投資信託である程度の金額がまとまったら海外ETFへスイッチングするようなある程度まとまった金額での購入が通常なので、投資信託のように毎月一定額を購入していくには不向きです。

ロボアドバイザーなら、毎月一定額を購入していけるので海外ETFに投資をしたいけど積立投資で時間分散もしたいという方にはいいのではないでしょうか。

THEOのシミュレーションを試してみた

THEOの公式サイトにいくと、無料でシミュレーションを見ることができます。

https://theo.blue/

いくつかの設問に答えると資産運用方針や、ポートフォリオがでてきます。

THEOテオ

THEOの場合、「グロース」「インカム」「インフレヘッジ」という項目の比率が投資方針で決定されます。

グロース→株、インカム→債券、インフレヘッジ→現物とあります。

違う値動きをする金融商品にどれくらい分散するのがわかりますね。

THEOテオ

アセットアロケーションが決まったら、ポートフォリオですがハイイールド債やコモディティなどにも分散されていることがわかります。

WealthNaviの場合は債券は「米国債券(AGG)」のみでしたが、THEOの場合は取扱銘柄数が多いために、幅が広いですね。

これは好みではないでしょうか。債券ではリスクは取りたくないという方はハイイールド債は敬遠されるでしょうし、コモディティに投資する気は最初からないという方もいらっしゃいますし。

コスト面とNISAが使えるかどうかについて

投資額が3,000万円以下の場合であれば、年率1%となっています。

これを高いと見るのか、安いとみるのかは人によって違うのでしょうか。

「機関投資家と呼ばれるプロの投資家が教授している資産運用サービスと同水準の資産運用」を1%の手数料で利用できてお得だと考える方もいるかもしれません。

逆に、今はノーロードの投信も増えていますし、信託報酬もかなり下がってきています。同じように分散投資・積立投資ができるので年率1%は高いと感じる方もいるかもしれませんね。

積立投資といえば税制面で有利なNISAですが、このロボアドバイザーはNISAが利用できるかどうか確認してみました。

結果、ロボアドバイザーはNISAは利用できず、特定口座になります

まとめ

  • THEO[テオ]は自分に最適化されたポートフォリオ提案を気軽に受けることができる
  • 買い付けも組み替えも自動
  • 最低投資金額は10万円から
  • 手数料は投資金額3,000万円までは1%
  • 取扱銘柄は30~40銘柄とWealthNavi[ウェルスナビ]よりも多い
  • NISAは利用できない

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