資産運用をはじめるときに考える運用に充てられる資金の割合

2017年3月12日

資産運用をはじめるときに考える運用に充てられる資金の割合

投資というと損をするとか、危ないといったイメージを持っている人も多いかもしれません。

けれども、わたしの場合は投資には以前から興味があって少し資金が貯まったら投資にチャレンジしようと思っています。

実は、昨年の中頃から海外ETFの買い付けを毎月5万円ずつはじめました。

自分のお小遣いの範囲内で何とかなる金額からはじめようと安易な気持ちだったのですが、本来ならば資産運用というのは資金全体を見て割合を決めるはずです。

あらためて我が家が投資できる投資資金はどれくらいあるのかを考えてみたいと思います。

投資資金の割合を決めるときに参考になる基準

投資資金の割合を決めるときに参考になる基準というのは書籍を何冊か読むと参考になりそうなものがいくつかあります。

  • 生活費の2年間分を安全資産として、それ以外をリスク資産とする
  • 世代によって安全資産とリスク資産の割合を分ける
  • 日本人とアメリカ人のリスク資産の割合を見てみよう

1つずつ見ていきたいと思います。

生活費の2年間分を安全資産として、それ以外をリスク資産とする

インデックス投資家さんに多い手法でしょうか。生活費の2年間分を安全資産(現預金や個人向け国債など元本保証)として、それ以外をリスクのある金融商品で運用しているという方がいらっしゃるようです。

2年間分の生活費があれば当面の生活で不自由することはないとの判断で、生活費の2年間分というのはわかりやすいと思います。

我が家の場合だと、現在の金融資産は800万円(資産運用するなんて書いておいて少なくて恥ずかしいですが事実なので仕方ありません、、、。)

生活費は多めに見て28万円とすると2年間分で672万円となります。つまり、投資できる金額は128万円ということになります。

世代によって安全資産とリスク資産の割合を分ける

20代で投資をはじめるのと、30代で投資をはじめるのと、年代によって取れるリスクは少なくなるというのが一般的な投資の世界の考え方です。

年齢が若ければ若いほど、自分で稼ぐ自己資本が大きいので、投資で失敗しても働いて取り戻すことができます。

しかし、年齢が上がるにつれて働いて稼ぐ時間が短くなるので、投資で失敗してしまうと取り戻せないからあまりリスクが取れないという考え方です。

計算式の例としては

「100-自分の年齢」%の金額を投資にあてる資産運用

例えば、現在40歳の場合だと

(100-40)=60%

つまり、総資産に対して60%の金額を投資に充てることができるという計算になります。

これを我が家で当てはめてみると

800万円×63%=504万円となります。

つまり、296万円が安全資産、504万円がリスク資産。

こうやってみると、先ほどの2年間分の生活費を安全資産にするという方法よりもかなりリスクが高くなります。

日本人とアメリカ人のリスク資産の割合を見てみよう

日本人は資産のほとんどを預貯金で持っているというのはよくニュースで見聞きしますが実際にどれくらいの割合で安全資産とリスク資産を持っているのか、欧米と比べてみましょう。

金融資産割合

資金循環の日米欧比較-日本銀行より

日本の家計の金融資産構成を見てみると、現預金が52.3%と高い割合を占め、債務証券・投資信託・株式を合わせて15.1%、保険・年金などが29.8%となっています。

米国の家計の金融資産構成を見てみると、現預金が13.9%と少なく、債務証券・投資信託・株式を合わせて51.2%、保険・年金などで32.1%と、株式などへの投資意欲がすごいですね。資産のうち半分超がリスク資産で運用されていることになります。

ユーロエリアの金融資産構成を見てみると、現預金が23.6%、債務証券・投資信託・株式を合わせて28.7%、保険・年金などが34.2%と、日本や米国と比較すると保険・年金の割合が高いのが特徴のようです。

日本とアメリカの株価の推移を見てみると、日本の場合はバブル崩壊後右肩下がりで経済はデフレでした。一方アメリカはインフレでNYダウは右肩上がり。

投資環境もかなり違うので、保守的な日本人という気質もありますが、経済的な要因で日本が預貯金が多いのも致し方ないような気がします。

日本人の平均的な金融資産構成に合わせると、リスク資産は総資産の15%程度といったところでしょうか。

我が家の金融資産で計算してみると120万円までリスク資産に投資できます。

米国の割合を参考にすると半分程度リスク資産ですから400万円を投資できます。

ユーロエリアを参考にすると229万円がリスク資産となります。

わたしが考えるリスク資産の割合

こうやってみてみると、どの基準に合わせたらいいのか少しわからなくなりますね。どこまで安全資産でどこまでリスク資産で運用するというのは人それぞれで答えがないような気がします。

投資を考える上でどれくらいリスクが取れるのかというのは性格にもよると思うんです。

  • リスクをとってリターンを望むハイリスク型
  • リスクもリターンもほどほどにミドルリスク型
  • リターンは少なくてもいいからリスクを極力減らしたいローリスク型

株や為替は変動するものですから時には含み損を抱えることもありますが、そんなとき夜も眠れないほど、仕事が手につかないほど、精神的に負担になる人もいます。

どちらかというとわたしもそのタイプなので、投資に向ける割合は生活に影響のない程度であまりリスクを取らずに、と考えています。

では、どれくらい生活に影響がないのかを考えてみました。

我が家では資産を目的別に分けて管理しています。

いざという時のため 132万円 生活費6か月分
車購入資金 36万円 毎年18万円ずつ積立
就職支援金 50万円 達成
教育資金 400万円 達成
老後資金 148万円 目標3,000万円毎年130万円ずつ積立
余剰資金 40万円

こうやってみてみると、10年以内の臨時支出といざという時のための貯金はすでに貯まっているので、運用自体にまわせるのは老後資金と余剰資金になります。

現在の合計額は188万円。

老後資金に関してはこのまま毎年貯金を積み立てていけば目標額に達することはできそうなので無理に運用する必要もないといけばないんですけど。

とりあえず、直近10年で支出する予定の臨時支出までは元本保証の安全資産で管理して、少し遠い将来の老後資金と更に余った余剰資金は今後運用先などを検討しなければいけないと思います。

まとめ

安全資産とリスク資産の割合の決め方にはいくつかあり、代表的なものは

  • 生活費の2年間分を安全資産として確保する方法
  • 世代によって取れるリスク資産の割合を変えていく方法
  • 直近数年間の臨時支出は安全資産で確保する方法

などがあると思います。

皆さんは安全資産とリスク資産の割合をどのように決めてらっしゃいますか?

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Posted by myu