明治安田生命のじぶんの積立の生命保険料控除は受けられるかどうか確認してみた

2017年11月8日

明治安田生命のじぶんの保険の生命保険料控除は受けられるかどうか確認してみた

貯蓄性の生命保険に加入する場合にメリットとして考えられるものに、生命保険料控除があります。

生命保険料控除というのは、サラリーマンであれば年末調整、フリーランスであれば確定申告時に申請することで、所得税や住民税が安くなる制度です。

預金であれば所得税・住民税の控除は一切ありませんが、貯蓄性の保険であれば生命保険料控除が受けられるので、その分得になるという考え方があります。

ということで、今回は生命保険料控除について、明治安田生命のじぶんの積立を例にとって、どれくらい生命保険料控除で得をするのか検証してみたいと思います。

明治安田生命のじぶんの積立を復習

明治安田生命のじぶんの積立は貯蓄性の保険で、最初の5年で保険料を払い込み、その後5年寝かせて、10年後に満期金を受け取れる保険です。

毎月の掛け金は、1口5,000円、2口1万円、3口1万5,000円、4口2万円の4種類から選ぶようになっていて、満期の利回りは103%(保険料率:2017年2月2日現在)となっています。

解約時の返戻金等の推移(経過年数)
 毎月の掛け金 3年 5年 7年 10年
5,000円 180,000 300,000 304,140円 309,000円
10,000円 360,000円 600,000円 608,280円 618,000円
15,000円 540,000円 900,000円 912,420円 927,000円
20,000円 720,000円 1,200,000円 1,216,560円 1,236,000円

※スマホの方は横にすると見やすくなります。

https://myulog.net/2017/02/22/zibuntumitate/

明治安田生命のじぶんの積立で受けられる生命保険料控除はどれくらいになるのか確認する

まず、明治安田生命のじぶんの積立で受けられる生命保険料控除は「一般生命保険料控除」になります。

生命保険料控除は3種類あり「一般生命保険料控除」「介護医療保険料控除」「個人年金保険料控除」。

その中の一般生命保険料控除が明治安田生命のじぶんの積立で受けられる控除になります。

では、一般生命保険料控除の制度がどうなっているか確認しましょう。

一般生命保険料控除の制度を確認する

生命保険料控除の制度は平成22年度税制改正にともない、旧制度新制度の2つがあります。

平成23年12月31日以前に締結した生命保険料契約等に適用されるのが旧制度。平成24年1月1日以降に締結した生命保険契約等に適用されるのが新制度です。

旧制度の控除額を確認する

<旧制度の控除額>

年間の支払保険料等 控除額
25,000円以下 支払保険料等の全額
25,000円超 50,000円以下 支払保険料等×1/2+12,500円
50,000円超 100,000円以下 支払保険料等×1/4+25,000円
100,000円超 一律50,000円

<新制度の控除額>新制度の控除額を確認する

年間の支払保険料等 控除額
20,000円以下 支払保険料等の全額
20,000円超 40,000円以下 支払保険料等×1/2+10,000円
40,000円超 80,000円以下 支払保険料等×1/4+20,000円
80,000円超 一律40,000円

新契約と旧契約の双方に加入している場合の新(旧)生命保険料または新(旧)個人年金保険料は、次のいずれかを選択して控除額を計算することができます。新契約と旧契約の双方に加入している場合

適用する生命保険料控除 控除額
新契約のみ生命保険料控除を適用 (1)に基づき算定した控除額
旧契約のみ生命保険料控除を適用 (2)に基づき算定した控除額
新契約と旧契約の双方について生命保険料控除を適用 (1)に基づき算定した新契約の控除額と(2)に基づき算定した旧契約の控除額の合計額(最高4万円)

我が家の場合、一般生命保険料控除の対象となる生命保険は下記のものに加入しています。明治安田生命のじぶんの積立で生命保険料控除が受けられるかどうか確認してみた

目的 種類 被保険者 保障金額 年間保険料
新制度 収入保障保険 月10万円 34,960円
旧制度 学資保険 100万円 76,440円
旧制度 学資保険 100万円 84,770円

旧制度の一般生命保険料控除適用になる年間の保険料支払額が161,210円。

新制度の一般生命保険料控除適用になる年間の保険料支払額が34,960円。

旧制度の一般保険料控除適用から計算してみましょう。

旧制度の控除額は、年間支払い保険料が10万円を超えると控除額は一律5万円となりますのでこの場合、旧制度の控除額は5万円です。

旧制度で控除額が上限に達しているので、新制度の控除額を計算する必要はありませんが、一応どのように計算するかの実例のために計算してみました。

新制度の控除額は、表の数式を使って計算してみると、34,960円×1/2+10,000円=27,480円で、新制度の控除額は27,480円です。

この場合は、控除額が多い方が税金が安くなるので、旧制度の控除額5万円の適用が受けられます。

ここまで計算してみると、我が家は学資保険の年間の支払額が多いので、一般生命保険料控除の上限に達しており、新たに貯蓄性の保険に加入するメリットが全くありません。

一般生命保険料控除の上限を見る時のコツ

<基礎知識>
旧制度(平成23年12月31日以前)年間支払い保険料が10万円が上限
新制度(平成24年1月1日以降)年間支払い保険料が8万円が上限

一般生命保険料控除の枠があるかどうか調べる時の手順としては、まず、今現在加入している一般生命保険控除の適用になる生命保険の年間支払額を確認します。

旧制度で年間支払額が上限(10万円)に達しているのであれば、新たに保険に加入しても控除枠はありません。

新制度で年間支払額が上限(8万円)に達しているのであれば、新たに保険に加入しても控除枠はありません。

旧制度の控除額>新制度の控除額の場合、新たに新制度の保険に加入をしても控除額は増えません。

旧制度の控除額<新制度の控除額の場合、新たに新制度の保険に加入すると控除額が増えます。(今現在加入している新制度の保険+新たに加入する保険の年間支払い総額の上限8万円まで)

生命保険料控除の仕組みがわかりにくいのでシミュレーションを使う方法を提案

新契約、旧契約によってそれぞれ計算式が異なっていたり、新契約・旧契約両方ある場合はどの数字になるのかわかりにくかったりするので、第一生命のホームページにある生命保険料控除計算サポートツールを使ってみましょう。

リンク生命保険料控除計算サポートツール-第一生命

第一生命の生命保険料控除計算サポートツールですが、とても簡単に結果がでて、尚且つ、給与所得者の保険料控除申告書の書き方まで教えてくれるので、年末調整の書類を提出する時にわたしは参考として使っています。

では、早速使ってみましょう。

1.現在加入している生命保険を、一般生命保険を抜き出して、新契約、旧契約にわけます。

2.旧契約の「一般の生命保険料」に保険料を入力します。

生命保険料控除計算

3.新契約の、「一般の生命保険料」に保険料を入力します。

生命保険料控除計算

4.「計算する」をクリックします。

5.画面に給与所得者の保険料控除申告書が表示されます。

生命保険料控除計算

でてきた結果の1~3とイをメモにとります。

再度、ステップ3の画面に戻って、新たに加入したい保険の年間支払保険料を入れて、「計算する」をクリックしてみてください。先ほどメモにとった金額に変化はありましたでしょうか?

変化がなければ新たに保険に加入してもその分の保険料控除は受けられません。枠がすでにいっぱいということですから。

変化があるようであれば、新たに保険に加入してもまだ控除されるということです。新制度の上限額は年間支払い保険料の8万円までなので、今現在加入している新制度の保険と8万円との差額が、新たに加入する保険で控除を受けられる金額になります。

まとめ

  • 生命保険料控除には上限がある
  • 生命保険料控除には契約した日によって、旧制度新制度の2つがある
  • 旧制度を受けられる一般生命保険料控除の年間保険料支払額は10万円
  • 新制度を受けられる一般生命保険料控除の年間保険料支払額は8万円
  • すでに一般生命保険料の限度額が一杯で枠がない人は更に貯蓄性の保険に加入しても保険料控除の適用は受けられない。

ということで、我が家の場合に明治安田生命のじぶんの積立に加入したとしても、生命保険料控除は学資保険で上限まで控除されているので、控除の枠はないという結果になりました。

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