株主優待目的でイオン株を購入するもメンタル弱くて手放した話

2017年10月29日

株主優待目的でイオン株

世の中には株に投資されている方がたくさんいらっしゃって、投資ブログをよく読みます。

「お金に働いてもらおう!」

なんて大きなことは思っていたわけではなく、

  • 株主優待ってお得そう
  • 株主というものに一度なってみたい
  • 株を持ってるなんてインテリっぽい

と、安易な動機です。(今思うとそんな理由で投資なんてしてはダメでしょ!なんて思うのですが、まぁ、その頃は投資に対して勉強不足だったので(汗))

株主優待が魅力的な株を探していたところ、イオン株の株主優待がわたしにはとても魅力的にうつりました。

今回は、2012年にイオン株を100株購入したけれど、メンタルが弱くて1年所有して手放した話です。

これから株を購入しようと思っている方の反面教師になればと思います。

【8267】イオン(株)の株主優待は魅力的

投資系の雑誌や、個別株を購入している投資家さんのブログなどでよく取り上げられていて評判がいいのが、【8267】イオン(株)です。

何がそんなに魅力的かというと、イオン株は株主優待がとても魅力的なんです。

【8267】イオン(株)の株主優待について解説

【8267】イオン株の株を購入すると、オーナーズカードというのが発行されます

このオーナーズカードをイオンで買い物をするときに提示すると、保有株に応じた返金率でキャッシュバックが受けられます。

つまり、イオンで買い物をすることが多ければ多いほどキャッシュバックされる金額が大きくなるわけです。

例えば、100株を所有して、イオンで食料品・日用品などを1ヶ月5万円程度購入する人の場合

5万円 × 12ヶ月 × 3% =18,000円

株主優待の、1年間のキャッシュバックの見込みが18,000円です。これを利回りで考えてみましょう。

2017年2月17日時点の【8267】イオン株の株価は1,685円ですので、この株価を使って100株を所有している場合の株主優待利回りを計算してみると

18,000円 ÷ 168,500円(取得原価)×100 = 10.68%

168,500円の投資で株主優待利回りが10%超えとなる計算になります。

資産運用において元本が2倍になる「72の法則」で計算すると

72 ÷ 10.68 = 6.7

7年以内で元金が2倍になる計算になります。

ポイント

72の法則とは、資産運用において元本が2倍になるような年利と年数とが簡易に求められる法則で、年利(単位:%)× 年数(単位:年) = 72

さらに、この株主優待のキャッシュバックだけではなく、【8267】イオン株では配当もでています。2016年の配当利回りが1.66%でした。

今回計算したのは、あくまで「毎月5万円程度イオンで買い物をした場合」「100株所有」という条件での計算になります。

注意点ですが、イオンで買い物をたくさんする人にとっては、この株主優待は本当にお得ですが、それほどイオンで買い物をする機会がない人がオーナーズカードを持ってもさほど魅力はありません

ですので、年間にどれくらいイオンで買い物をするかどうかが重要な要素になります

【8267】イオン(株)の株主優待内容を確認

【8267】イオン(株)の株主優待内容をみてみましょう。

イオン株を購入しはじめて株主になると、株主に対して案内書が送付され、オーナーズカードが発行されます。イオンで買い物をしたときに提示することでキャッシュバックを受けられるカードです。

キャッシュバックは保有株に応じた返金率でキャッシュバックされます。(買い物の金額には上限があり半期で100万円まで)

100株以上 3%
500株以上 4%
1,000株以上 5%
3,000株以上 7%

オーナーズカードをして、現金またはWAON(イオンの電子マネー)、イオンクレジットサービス(株)発行のカードによるクレジット払い、イオン商品券、イオンギフトカードでのお支払い分に関して、キャッシュバックの特典が適用されます。(一部店舗では、現金払いのみ特典適用)

また、オーナーズカードは2枚発行されて、株主本人用のカードが1枚と、家族用のカードが1枚発行されるので、主人にもカードを持たせていました。

更に、イオンの株主優待には長期保有者向けに自社ギフトカードが送付されます。

自社ギフトカード(長期保有向け)

優待必要株数 優待内容 発生月
1,000株以上 【3年以上保有株主】
2,000円相当
2月
2,000株以上 【3年以上保有株主】
4,000円相当
3,000株以上 【3年以上保有株主】
6,000円相当
5,000株以上 【3年以上保有株主】
10,000円相当

イオン株を何株持つのが効率がいいのか計算してみる

イオン株の株主優待は保有株数によってキャッシュバックの返金率が違います。多くの株を持つと返金率があがるのですが、どの株数を持つと効率がいいのか計算してみましょう。

<計算シミュレーション条件>
毎月5万円イオンで買い物をする(年間60万円)
取得価格:1,685円

株数 取得金額 返金率 キャッシュバック額 利回り
100株以上 168,500円 3% 18,000円 10.68%
500株以上 842,500円 4% 24,000円 2.84%
1,000株以上 1,685,000 5% 30,000円 1.78%
3,000株以上 5,055,000 7% 4,2000円 0.83%

こうやって計算してみると株数が多くなればなるほど利回りは下がっていきます。一番効率がいいのは100株所有ということですね。

※特定の条件で計算していますので数値はあくまで参考としてください。買い物をする金額、取得金額などの条件が変われば利回りも変わってきます。

【8267】イオン株を所有していたのにメンタルが弱くて手放してしまった失敗談

わたしが2012年にイオン株を購入したときの株価は1,013円でした。100株購入したので取得額は手数料込みで101,494円。

今現在(2017年2月17日時点)のイオン株の株価は1,685円ですから、600円以上、上がっていますね。

株主優待のキャッシュバックは1年間の保有だったので2回いただきました。

1回目のキャッシュバック 7,782円(買い物した額258,139円)
2回目のキャッシュバック 8,212円(買い物した額272,441円)

取得価格が101,494円でキャッシュバックが15,994円ですから利回りにすると15.7%にもなります。

プラス配当金をいただきまして、1株あたり中間12 円、期末12 円、年間24 円をいただきました。100株所有ですから2,400円です。

配当金と株主優待をあわせた利回りが18.1%と、投資は利回りが10%を超えると詐欺だといわれますがそれをオーバーするほどに、いい利回りをたたき出しました。

【8267】イオン株をメンタルが弱くて手放した話

わたしは基本的に性格が後ろ向きといいますがネガティブ志向なので、株を所有していると心配ばかりしていました。

  • 株主優待がなくなったら株価が大幅に下落するリスク
  • スーパーマーケットのビジネスモデルは薄利多売、ダイエーのようなこともあるかも
  • 株主優待はおまけなのだから、おまけ目当てで株を買うのはナンセンス

株主優待がなくなったら株価が大幅に下落するリスク

株主優待制度はあくまで企業が株主に対して行うサービスのようなもので、株主優待が廃止されることは多々あります。そして、株主優待が魅力的で株価が上がっている株というのは株主優待が廃止されると株価が大幅に下落してしまうことがシバシバあります。

せっかく株主優待や配当でインカムゲインが大きくても、株価が下がってしまえば損失がでることもあります。

スーパーマーケットのビジネスモデルは薄利多売、ダイエーのようなこともあるかも

スーパーマーケットのビジネスモデルは薄利多売で、売り上げに対する営業利益はかなり低いのが特徴です。

スーパーといえばダイエーの産業再生法の適用ということもありますから、球団を持つような大きな資本を持っている会社だからといっても経営が傾くこともあるのではないかと考えてしまうのです。

そして、現在ダイエーやイオンの連結子会社になっています。

株主優待はおまけなのだから、おまけ目当てで株を買うのはナンセンス

ネットサーフィンをしていてたまたま目に入った言葉がとても印象的でした。

株主優待はおまけなのだから、おまけ目当てで株を買うのはナンセンス

そうなんです。イオンの決算書を見ると、他の企業でもっと営業利益率が高い企業も、財務健全性が高い企業もたくさんあるんです。

おまけ目当てで株を買ったのは間違いだったのかと、自問自答しました。

結局1年で手放してしまったイオン株

結局1年程度で株主優待目的で購入したイオン株を手放してしまいました。

今振り返ると、その後も株価は堅調に推移していますし、営業収益も順調です。

それに、100株しか持っていないので、もし倒産するようなことがあっても10万円の損失ですから、そこまで深く考えなくてもよかったのではないかと思っています。

それよりもリターンの方が魅力的だったので。

いずれにしても個別株を購入するにはわたしはケチすぎて、全然向いていないようです。

個別株は倒産リスクがあるので分散させるとインデックスに近づきます。

それなら、

  • 最初からインデックスを買えばいいのではないか?
  • 日本は人口減少しているから米国にしよう!

と現在は海外ETFをコツコツ購入する方法に変更しました。これならば、分散効果で値動きがあまりないので心臓に悪くないです。

個別株は結構値動きが激しくて、わたしのような小心者には向いていませんでした。

まとめ

  • イオンの株主優待の利回りは、イオンで買い物をたくさんする人ほど高くなる
  • イオンの株主優待で一番効率がいいのは100株所有
  • 個別株はわたしには向いていなかった

いかがでしたでしょうか?

個別株を購入すると値動きが気になりますし、急落すると心臓に悪かったので手放してしまいましたが、手放したあとに値上がりしたので、投資判断が下手だったという話でした。

※この記事は投資を推奨しているわけではありません。投資をする場合は自己責任でお願いします。

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