[実例]30代賃貸住まいサラリーマン家庭の生命保険と世帯主年齢別の年間保険料平均

2017年10月31日

女の子

家計のダウンサイジングはまずは固定費から!皆さんの家計のダウンサイジングは進んでいますか?

こんにちわ、なんちゃって節約主婦のmyu(@myulog)です。

今日は、固定費のうちで家計に占める4大支出のうちの1つ、「保険」についてです。

補足

家計の4大支出とは、「住宅」「教育」「老後資金」そして「保険」

住宅費や教育費、老後資金は、かかる金額が大きいというのは直感的にわかりますが、なぜ、もう1つが「保険」なのでしょうか?

保険というのは、月々の支払いはそれほど多くなくても、人生で長く支払い続ける費用の1つです。

例えば、30歳で月々1万円の掛け捨て保険に加入すると、年間で12万円、30年間だと360万円にも膨れ上がります。

それが、夫婦2人分だとしたらどうでしょう?

360万円×2倍なので720万円になります。

この数字を見て、どうですか?

かなり金額が大きいとお気づきになられたのではないでしょうか?

月々がそれほど大きな金額でなくても、長期間に渡って発生する費用の総額は大きくなるものです。

もし、長期間に渡って発生する費用を削減できたとすれば、節約効果もおのずと長期間に渡って続くことになります。

ということで、今回はわが家が加入している保険や、みんなの平均についてまとめてみました。

ポイント

長く支払い続ける費用を見直すと節約効果も長期間続く

保険の見直しをする前に抑えておきたいこと

保険の見直しをするときに念頭に置いておかないといけないことは

  • すべてのリスクを保険で賄うことはできない
  • 現金で用意できないか考える
  • 公的な補助がないか確認する

過去記事 固定費の削減で避けては通れない保険の見直しでこれだけは知っておいて欲しいこと

保険というのは、保障内容が少なすぎるとイザというときに困りますし、保障内容が多すぎると支払う保険料が高くなるのでバランスが大切です。

そのバランスは、家族構成や年代、貯蓄額などによって変わるので、人に合う保険だから自分も加入するというのは止めて、自分に合う保険を探しましょう。

まぁ、たいていの日本人は保険に入りすぎだといわれていますけどね。

ポイント

保険の加入はバランスが大切。保障内容が少ないと困るし、多すぎると保険料が高くなる

【実例】30代賃貸住まいサラリーマン世帯の生命保険

保険の見直しの参考になればと、我が家がかけている保険を一覧表にしてみました。

<スペック>
4人家族(夫婦+こども2人)
年代:30代
住まい:賃貸住まい
健康:良好
お墓:継承済み

目的 種類 被保険者 保障金額 年間保険料
死亡・高度障害 収入保障保険 月10万円 34,960円
入院 医療保険(終身) 日額5千円 29,606円
医療保険(終身) 日額5千円 30,871円
教育資金 学資保険 100万円 76,440円
学資保険 100万円 84,770円
個人賠償 こども総合保険 1億円 12,000円
こども総合保険 1億円 14,000円
合計 282,647円

年間 282,647円
月額  23,554円

掛け捨ての保険:121,437円(月10,119円)
貯蓄性の保険:161,210円(うち76,440円は全期前納済み)

貯蓄性の保険は学資保険のみであとはすべて掛け捨て。

ファイナンシャルプランナーによる一般的な30代サラリーマンの生命保険設計(賃貸住まい・子あり)

今まで、ファイナンシャルプランナーの保険相談を2回受けたことがあります。

我が家の経済状況をヒアリングして、保険を設計してくれたのですが、2件とも同じような設計でした。

ファイナンシャルプランナーが提示してきた保険設計

<夫>
終身死亡保険 200万円
収入保障保険 3,000万円
医療保険 1日あたり1万円

<妻>
終身死亡保険 200万円
医療保険 1日あたり1万円

金額や細かい商品などは違いましたが、大きな方向性は上記のような感じでした。

終身死亡保険について

終身死亡保険というのは、もしものことがあったときの葬儀費用に充てられるものです。

我が家の場合はすでに墓を所有しており、葬儀を出した経験上、それほどお金がかからなかったため、一般的な金額よりも少なくて済みます。

地域や宗教によって違ってきますので一般的にどれくらい葬儀代を準備しておけばいいかはわかりませんが、我が家の場合はお墓もあるので1人100万円もあれば葬儀は出せます。

ということで、これは貯蓄で賄うことにしました。

ポイント

現金で用意できないか考える

収入保障保険について

サラリーマン世帯で賃貸暮らしであれば、住宅を購入して住宅ローンについている団信はありませんから、もしものことがあった後の家族の生活費として、死亡保障は少し大きな金額が必要です。

貯蓄だけでは賄えなえないので、収入保障保険には加入しました。

必要な保障額 - 貯蓄 - 遺族年金など =収入保障保険の金額

収入保障保険に加入する金額は、上の計算式で計算できます。

必要な保障額から貯蓄や公的な支援を除いた金額に加入しています。

夫の死亡保障は、年を取るごとに責任を果たして生活保障で必要な金額は年々少なくなります。

そのため、必要額は年々少なくなるので保障額も少なくしていくのが効率的です。

それには、

  • 収入保障保険
  • 逓減定期保険
  • 定期保険を満期ごとに保障金額を減らしていく

という方法があります。

我が家の場合は収入保障保険を選択しました。また、子どもが成長して必要保障額が減るか、もしくは貯蓄が増えた場合に再度見直ししたいと思っています。

医療保険について

ファイナンシャルプランナーに相談すると、決まって日額1万円の医療保険を勧められたのですが、我が家は日額5千円にしました。

医療保険の考え方として最近主流になってきているのが、「保険に入るよりも貯金をした方がいい」という考え方です。

なぜなら、医療保険に加入して長期入院したとしても、元を取るのが難しい保険だといわれているからです。

実際に入院した場合にかかる費用は、高額療養制度がありますからそれほど大きくありません。

そして、医療保険には給付日数の制限があるので何度も長期入院をする場合か、もしくは先進医療特約に加入して先進医療を受ける場合しか元が取れません。

先進医療を受けないというのであれば、医療保険を支払う代わりに貯金で賄うというのもありだと思います。

また、三大疾病は給付日数無制限とうたっている保険会社がありますが、ファイナンシャルプランナーに保険の支払い実績を聞いてみたところ

「保険規約が厳しくて支払われる場合は治癒が困難な場合ぐらいですね」

と言っていました。

無制限の特約は気休め程度と考えた方がいいかもしれません。

では、医療費を貯蓄で賄うにはどれくらい必要でしょうか?

目安としては、医療費だけにかけられる貯金が、1人だと150万円、2人で250万円程度あれば医療保険は必要ないとファイナンシャルプランナーから話がありました。

我が家の場合は、葬儀費用を貯蓄で賄うと医療保険まで貯蓄で賄うことができませんから、医療保険に加入することにしました。

貯蓄が貯まれば医療保険を解約することも検討しようかと思いますが、まだ蓄財が貯まっていないので今後の検討課題としておきます。

生命保険料の平均はいくら?やっぱり気になるみんなの平均

わが家の家計では年間の保険料が 282,647円という結果でしたが、みんなの平均も気になりますね。

ということで、調べてみました。

世帯主年齢別の年間保険料

世帯主年齢 年間払込保険料
~29歳 24.21万円
30~34歳 27.56万円
35~39歳 32.91万円
40~44歳 41万円
45~49歳 44.20万円
50~54歳 49.76万円
55~59歳 49.24万円
60~64歳 43.35万円
65~69歳 33.95万円
70歳以上 29.92万円

参考:生命保険文化センターの平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」(平成27年12月発行)

世帯主の年齢別、年間保険料の調査を見てみると、人生の中で一番保険の支払いが多い年代は50代。

50代に近づくにつれ支払う保険料の総額が上がっていき、60代から減っています。

【生命保険の世帯年間払い込み保険料、世帯主年齢別の保険料割合】

世帯主年齢別の年間保険

※生命保険文化センターの平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」(平成27年12月発行)を元に当管理人が作成

世帯主年齢別の年間の支払い額の割合をグラフにしてみました。

50~54歳だと年間保険料の支払いが多いのが24~36万円未満(18.4%)ですが、48~60万円未満のボリュームも13.6%と高くなっています

このデータは個人年金保険も含んだ数字となっているので、老後資金の準備として個人年金の加入が増える40代・50代に保険料が高くなっている傾向があります。

世帯年収別の年間保険料

世帯年収 年間払込保険料
~200万円 25.56万円
200~300万円 26.5万円
300~400万円 29.4万円
400~500万円 33.41万円
500~600万円 39.15万円
600~700万円 40.59万円
700~1,000万円 45.54万円
1,000万円以上 56.75万円

参考:生命保険文化センターの平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」(平成27年12月発行)

世帯年収別の年間保険料を見てみると、世帯年収が増えるごとに年間の払い込み保険料も増加しています。

世帯年収の割合で考えると、世帯年収200万円以下だと12.78%以上の負担、年収1,000万円以上だと5.6%の負担と、年収が上がるほど負担割合は下がっています。

こうやってみてみると、金額ベースでは年収が上がると保険の負担が増えていますが、割合で見てみると下がっているということは、保険料の負担で考えると、年収が低い人ほど重い負担となっているようです。

年間保険料

※生命保険文化センターの平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」(平成27年12月発行)を元に当管理人が作成

平均的な年収の500万円前後の世帯が支払っている年間の保険料は12~24万円、24~36万円のゾーンが大きくなっています。

世帯年収が1,000万円以上の世帯は年間84万円以上も保険料を支払っている家庭が多いんですね。

平均を知ることで、保険の年間支払額の目安の1つとしてご利用ください。

ちなみに、わが家の場合は

実際の支払保険料(年間) 28.26万円
世帯主年齢別(35~39歳) 32.91万円
年収別(600~700万円) 40.59万円

世帯主年齢別、年収別と比較してみたところ、年間の支払い保険料はいずれの平均よりも少なくなっています。

まぁ、節約できている方ではないでしょうか。

まとめ

医療保険・生命保険の見直しのときに気をつけた点をまとめます。

  • すべてのリスクを保険で賄うことはできない
  • 現金で用意できないか考える
  • 公的な補助がないか確認する
  • ファイナンシャルプランナーに相談する前に自分で保険について勉強する
  • 要・不要は家族構成や貯蓄金額、状況などによって違うので自分に合う設計をしよう
  • 保険は1度の見直しだけではなく環境が変化したら適宜見直そう

ファイナンシャルプランナーに相談する前に自分で保険について勉強する

ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談を受けた経験がありますが、FPの無料相談は保険に加入させるとリターンがあるからこそ無料になっています。

FPのいいなりになるのではなく、FPの経験話は参考にしつつ自分でも保険について勉強して保険設計しましょう。

必要な保険と不要な保険の区別が自分の中でできるようになれば、FPを呼ぶ必要もありません。

要・不要は家族構成や貯蓄金額、状況などによって違うので自分に合う設計をしよう

保険が必要なのかそうでないのかは、環境によって違ってきます。我が家のように実家の墓を継承すれば、墓を購入する費用は準備する必要がありませんから葬儀代だけで済みます。

また、もしものことがあった場合のその後の家族の生活費に関しては、妻の収入が十分にある家庭であればそれほど必要もないでしょう。

住宅ローンで団信がついている場合は、死亡保障が重複しますからその分を減らしてもいいでしょう。

このように、同じ4人家族でも置かれた状況によって必要な保障額というのは全然違ってきます。

自分に合った保険設計をすることが大切です。

保険は1度の見直しだけではなく環境が変化したら適宜見直そう

子どもが巣立ったり、住宅ローンを組んだり、貯蓄が増えたりと環境に変化があった場合は保障金額などを見直して保険料の支払いを節約できます。

1度の見直しだけではその後のライフスタイルに合わなくなることも考えられますから、適宜見直していきたいと思います。

保険商品の内容も時代によって変化してきていて、最近だと先進医療特約が注目されています。先進医療を受けた場合はかなり高額な治療費がかかるのですが、その分を毎月数百円の先進医療特約で賄えると思えば、医療保険も悪くはないかと。

先進医療特約だけのために医療保険に加入するのは合理的ではありませんが、本来の保険の目的である、リスクに対して大きな保障があり掛け金が少ない保険という点ではいい商品だと思います。

ポイント

今日のひとこと:医療保険・生命保険の見直しは基本的な方向性を理解して自分の頭で考えよう

※投資についての記事も掲載しておりますが、このサイトは投資を推奨するものではありません。投資はリスクが伴いますので自己責任でお願いいたします。

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