固定費の削減で避けては通れない保険の見直しでこれだけは知っておいて欲しいこと

2017年9月21日

女の子

固定費の削減で避けては通れないのが保険の見直しですが、保険という金融商品は仕組みがとても複雑です。

単に安いからという理由で加入していざというときに困るのであれば保険に加入する意味がありませんし、逆にそれほど必要なかったという場合は掛け金がもったいないです。

けれども、保険という金融商品はそれが損なのか得なのかというだけで選ぶものでもありません。

ここが、保険商品の難しいところです。

では、まず、保険商品を選ぶときに最低限ベースとして持ちたい基準をまとめてみたいと思います。

保険を選ぶ時の手順

生命保険などの保険を選ぶときの手順として、わたしがぜひ持って欲しいと思う考え方は、

すべてのリスクを保険で賄うことはできない

ということです。

「がんになるかもしれないからがん保険に加入しないと」

「死亡したら葬式代が必要になるから加入しないと」

「今は入院よりも通院にお金がかかる時代だから通院特約もつけないと」

全部つけていたらお金がいくらあっても足りません。

日本人は世界的に見ても「保険好き」といわれるほど、保険に加入しています。

すべてのリスクを保険で賄わずに、無駄な保険を節約する手順をご紹介したいと思います。

保険に加入する前に確認するべきこと

保険に加入する前に確認しないといけないことが2つあります。

それは、対象となるリスクに対して

  • 現金で対応できる範囲かどうか
  • 公的な補助は受けられるかどうか

この2つは必ず確認しましょう。

現金で対応できる範囲かどうか

例えば、車につける車両保険。これは自損事故の場合に車の修理代相当分がでる保険ですが、車1台を現金で購入できる貯金があれば保険をつける必要はありません

保険がなくても現金で新しい車を買えばいいのですから、資産が目減りしてしまうという点はありますが、生活が困窮するということはないでしょう。

逆に、車を仕事で利用していて生活に必ず必要。車が全損するような事故になった場合に、車購入代金がなく生活が困ってしまう、というような方は車両保険が必要です。

要するに、リスクに対してその分のキャッシュが用意できるのであれば保険商品というのは加入する必要がないということです。

大抵の保険は保険会社が儲かるように設計されているのですから。

保険は不幸の宝くじ

保険は不幸の宝くじとよく言われるように、当たれば儲かりますが基本的に多くの人はハズれます。

このことはよく覚えておいてください。

公的な補助は受けられるかどうか

例えば、18歳未満の専業主婦が亡くなった場合は夫に遺族基礎年金がでるように、制度が変更されました。

葬式代が出せるだけのキャッシュがあれば、その後子どもが18歳になるまで遺族年金を夫が受け取ることができるので、専業主婦に大きな死亡保障は必要ないでしょう。

葬式代も出せないとなると、掛け捨ての保険に加入しておいて、葬儀費用分の現金が貯まったら解約してもいいです。

遺族基礎年金の受給用件は下記のようになっています。

  • 18歳未満の子供がいる
  • 遺された妻(または夫)の年収が850万円未満であること。
  • 死亡した夫(または妻)が保険料納付していること。
    (20歳以降の2/3以上または直近1年間全て納付していれば、納付の要件を満たします。)

このように、リスクに対して公的な補助が受けられる場合がありますので、リスクがあるからすぐに保険に加入しないといけないという思考は一旦置いておいて、一度確認しましょう。

もう一度繰り返すと

保険に加入を検討する前にやることリスト2つ

  • 現金で用意できるかどうか確認する
  • 公的な補助があるかどうか確認する

これは、どんな保険契約でも有効です。

例えば、夫の死亡保障を考えるときは、今ある現金と死亡退職金ともらえる遺族年金を計算して、不足分だけ保険に加入するのが合理的です。

まとめ

保険の見直しをするときに、必ず覚えておいて欲しいことは

  • すべてのリスクを保険で賄うことはできない
  • リスクに対して用意できる現金はどれくらいか確認する
  • リスクに対して公的な補助がないかどうか確認する

保険に関することになると、不安が強い人ほど必要のない保険に加入していたり、過剰に加入していたりしますので、無駄なところは減らして、必要なところはしっかりと残してもらいたいと思います。

※投資についての記事も掲載しておりますが、このサイトは投資を推奨するものではありません。投資はリスクが伴いますので自己責任でお願いいたします。

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